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国際コーチング連盟2004年大会に参加して
今年の国際コーチング連盟(ICF)の大会が11月3日から6日にかけて、カナダのケベックシティで行われました。
各国から参加者数が1100人。全米中で行われる各種カンファレンスの参加者数が減っているといわれる中、これだけの人数が集まったことに、大会運営委員会は手放しの喜びようでした。これもひとえに、「国際」コーチ連盟の名前どおり、世界各国からの参加者が増えたこともいえるでしょう。
ICFの大会のキーワードは「コーチングのグローバル・フォーラム」Internationalという名前のとおり、国際的な集まりの場であるのですが、本当の意味でのICFでのグローバリゼーションは始まったばかりだと感じます。
私がICFの大会に行き始めたのは、5年前。その頃のコーチたちといえば、アメリカ人、白人。それが唯一のコーチの姿でした。3年前初めて参加したICFの理事のミーティングでは、私がいたせいか、委員長のボベットが、「これはインターナショナルメンバーにとっても……」という言葉をよく口にしました。
私はそのとき思わず、
「あなたは、アメリカのコーチを念頭において話している。日本のコーチには、必ずしも当てはまるわけではない」
と言ったことを覚えています。そのとき、一瞬会議の雰囲気がシーンと凍りついたものです。
そのことについて、今回集まったときにボベットはこう言いました。
「3年前のケイコのあの言葉は私のターニングポイントになった。私は自分の基準でしかものを見ていなかった」
委員長を退いたボベットは、今、ICFのグローバルコミッティの主催者として活躍しています。
会場では「チョイス」というコーチ専門雑誌の編集長とも話をしました。「記事にインターナショナルな内容も組み込みたい……」と。
そのときも、
「あの、あの国ではこう、この国ではこう、というストーリーはあまり興味ないの。興味あるのは、どういうコーチがいて、どういうコーチングが行われているのか、そのモデルの多様性なのよ」
と伝えていました。
インターナショナルを意識するというのは、区別化することではなく、多様性を発見することなんだなあ、と話しながらしみじみ感じました。そんなことに気づくことができるのも、ICFというプラットフォームにいるからと、来年のことを楽しみに思いました。
今年は、十数名の日本からの参加者がいらっしゃいました。来年は、日本から発信するコーチングのモデルを紹介する年にしたいと思っています。来年の大会は11月9日にカルフォルニア州サンホゼで開催されます。カレンダーにチェックしてぜひ、参加しましょう。
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