Coach's VIEW

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同じ質問

この9月にコーチを変えました。

新しいコーチが聞きました。

「鈴木さんならはじめてのクライアントにまずどんな質問をします?」
「単刀直入に『5年後は何を実現していたいですか?』って聞きます」
「じゃあ、同じ質問をしていいですか?」

自分のクライアントには幾度となく繰り返してきた質問ですが、改めて自分自身に向けられるとなんとも新鮮です。それまでのコーチからは、主に「現在」についてコーチングを受けていたので、久しぶりに正面から「未来」を聞かれて、心が躍りました。

次から次へ言葉が溢れ出ます。その一つひとつ丁寧に丁寧にコーチがキャッチしてくれて。そうすると更にしゃべりが加速して。考えてそれから言葉を外に出すというよりは、言葉それ自体が意志を持っていて、自在に外に飛び出していくような感じでした。

30分後、間違いなく30分前よりも5年後のビジョンはクリアになりました。

1週間経って再びコーチングのセッション。コーチが尋ねました。

「鈴木さんが5年後に実現したいことはなんですか?」
「えっ……あっ、5年後ですね……」

同じ質問をされたことに正直驚きました。

そして、なんと、このコーチとはこれまで4回セッションを行いましたが、毎回同じことを聞いてくるんです。「今日も5年後について教えてください」と。

自分の性格もあると思いますが、コーチをしていると、毎回新しくて、クライアントをあっと言わせるようなセッションをやりたくなります。常にクライアントの予想を裏切るような。だから、5年後をテーマにしたら、次のセッションでは、突然「で、今日の午後はどんな午後にするのか決めてます?」というような意表をつく質問をすることが、クライアントの視野を広めるために有効であると思いますし、同じ質問を繰り返していたらクライアントに飽きられてしまうとも思います。

でもこのコーチは違った。同じことを聞いてくる。

で、4回セッションを受けて思いました。ずっと5年後について話していたいなと。今週も来週も来月も来年も、ずっと5年後について話していたい。

毎週毎週5年後について問いかけられて、話をして、受け止められて、また問いかけられて、それをずっと繰り返していったらどうなるだろう。考えただけでわくわくします。

同じ質問を投げかけられることの力強さを実感している、今日この頃です。

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