マネジメントに使えるコーチング

マネジメントに変化を起こしたいなら、スキルを学ぶよりまずは部下と話す時間をつくること。毎回じっくりと話す必要はなく、日常の必要な場面で短く話すことのつみ重ねが、やがて部下やあなたのマネジメントに変化をもたらします。その最初のステップや「1on1ミーティング」にも活用できるヒントがここに!


事例で学ぶ 1on1(13) ひとりひとりのリズムを大切に見る

たとえば、営業メンバーがスランプに陥ったとき、部下を伸ばし活かす上司なら、そのメンバーのところに行って、話をはじめます。もちろん、「がんばれ」とか「やる気があるのか?」とは聞きません。聞くのは、


「月曜日から金曜日までで、いちばん調子がいい曜日はどれ?」
「はあ」

「いちばんのりのいい曜日はどれ?」
「火曜日かな」

「そう、火曜なんだ」
「はい」

「だったら、営業のピークは火曜日に持ってこよう、その日にいちばん難しいことをやったらどうだろう」
「はあ」

「新規獲得とかね」
「そうですね、それで他の日は?」

「流せばいいんだよ、軽く」
「そうですか」

「生身の人間が、そう毎日連続してがんばれるわけないよ」


頭がロボットになってしまったマネージャーは、毎日コンスタントに上がる成果を期待します。

しかし、部下を伸ばし活かす上司は、人にはリズムがあり、波があることを知っています。

部下ひとりひとりのペースを見つけ、ひとりひとりのリズムを大切にします。そして、やりやすようにしてあげるのです。

(『「小さなチームは組織を変える―ネイティブ・コーチ10の法則」』伊藤守著より抜粋編集)

■ TIPS for 「1on1ミーティング」

●チームメンバーの「リズム」を把握しよう<< /strong>

まずは、ひとりひとりのリズムを把握しましょう。
もちろん、自分自身のリズムも。

この記事を周りの方へシェアしませんか?


本記事を引用または転載される際は、記事全文の引用・転載はご遠慮いただき、冒頭段落または記事の一部を引用のうえ、「Hello, Coaching!」の該当記事ページへのリンクを掲載し、あわせて下記クレジットの記載をお願いいたします。

《クレジット》
株式会社コーチ・エィが運営するコーチング情報サイト「Hello, Coaching!」より転載。
本記事を許可なく複製、転載、転用、販売その他の二次利用を行うことを禁じます。

1on1

コーチング・プログラム説明会 詳細・お申し込みはこちら
メールマガジン

関連記事